生徒様と話していると「どうやってスタイルを保っているのですか?」と聞かれることが良くあります。
私は、これまでイギリスと日本を行ったり来たりしながらダンスやエクササイズ漬けという、アスリート生活を長年続けておりました。
ですから、その頃は、食べる量は平均女性の約2倍という生活を送っておりました。
しかし、2020年2月にイギリスから帰国するや否や、日本でもコロナが瞬く間に蔓延し、予定していたイギリス行きを延期せざるを得なくなりました。
そして、同年5月から始まったステイホームの時期、私は運動量が激減した事で、あっという間に体重が4キロ増えたのです。
ある時、体重計に乗って「あれ?」とびっくりしたのを覚えています。
運動をしていると、食べてもカロリーが消費される分、いくら食べても体重が変わらないので、それまではあまり深く考えることがなかったのですが、
思いのほか長く続いたステイホームの時期を経て、正直これまでの色々なことを見直す必要が出てきました。
そして、栄養学や薬膳、東洋医学の勉強も始めてみると、今までの、兎にも角にも筋肉をつけたいという「プロテイン」一辺倒だった生活が、ガラリと変わり始めました。
英語の有名なことわざに、“You Are What You Eat”というものがあります。
これは、そのまま「あなたはあなたが食べたものできている」という意味です。
なんだか、少しドキッとしますよね(笑)
そして、もうひとつ。
「手持ち無沙汰の時に食べていないかどうか?」ということも見直しました。
本当は別に食べたいと思っていないのに、家にあるからケーキを食べてしまうとか。。。
イギリスでも日本でも基本私は自炊生活なのですが、イギリスでは毎朝スコーンやパンオショコラも食べていました。
今は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル等、バランスを考えながら食事を作るようになりましたし、より旬の食材を積極的に取るようになりました。
そして、1日のうちに動いた量を考えながら、食べる量をコントロールしています。
“You Are What You Eat”は、あたりまえのようでいて、本当に偉大な諺だと思います。
よろしければ、参考にしてみてください。
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