サイトアイコン 護国寺プライベートスタジオ

ピラティス

「ピラティス」って何?

ピラティスは、しなやかで強く美しい身体を作るためのエクササイズです。

身体の深層筋(主にインナーマッスル)を鍛え、体幹「コア」を安定させ、身体の左右差や歪みを改善します。身体のコンディションをより良い状態に保つためのコンディショニング方法のひとつとしても注目されています。

ピラティスは、もともとは、ケガからの優れた回復手段として考案されたこともあり、年齢や経験を問わず取り組むことが出来ます。現在、世界で1200万人以上の人に愛されているピラティス。筋力アップ、ダイエット、リハビリ等、幅広い目的に取り入れられています。

ピラティスの考案者であるドイツ人のジョセフピラティスは、以下の有名な言葉を残しています。「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で身体が変わる」 (ジョセフ.H.ピラティス)

私自身は、ダンサーとして活動中に右膝を怪我したときに、ピラティスに出会いました。このメソッドを使って、数か月リハビリと筋力強化に励みました。このメソッドのお陰で、思いのほか回復が早く、数ヶ月後で復帰出来たので、ピラティスには本当に感謝しています。

ピラティスの歴史は?

ピラティスのエクササイズは、110年以上前のドイツで生まれました。ピラティスの正式名称は「コントロロジー」といいますが、現在では考案者のジョセフ・H・ピラティスの名前「ピラティス」で知られています。

ジョセフ・H・ピラティスは、子供の頃とても病弱で、喘息やくる病に随分と苦しみました。ピラティスは、自分自身の身体を変えるため研究に研究を重ね、16歳の頃にはボディビルの雑誌に彼の写真が掲載されるほど、鍛えられた強い身体を手にしました。それが、のちのピラティスの原型となりました。

その後、ジョセフ・ピラティスは、第一次世界大戦中に捕虜となります。彼は、負傷兵のリハビリとしてピラティスのエクササイズを考案し、同じく捕虜として抑留されたドイツの兵士たちにピラティスを教え始めたのです。収容された劣悪な環境にも関わらず、ピラティスをしていた彼らの身体は鍛えられて、病気にもならない強い身体で無事終戦を迎えたといわれています。

後に、ジョセフ・ピラティスはアメリカに渡ります。アメリカへ移住する船の上で、妻となるクララと運命的な出会いをします。

そして、ジョセフ・ピラティスは、アメリカでスタジオを開き、当時ニューヨークで活躍していたダンサーや俳優達のケガのリハビリやコンディショニングに大きく貢献することになります。彼らからの厚い信頼を得て、ピラティスのメソッドは一躍有名になりました。

ジョセフ・ピラティスが他界してから、ピラティスのメソッドは一般の方にも多く愛されるようになりました。

ピラティスの効果は?

ピラティスの効果はたくさんありますが、主なものとして以下が挙げられます。

体幹「コア」の安定:お腹や背中の深層筋(インナーマッスル)を鍛えて、身体を強化します。身体のバランスも良くなるので、よりラクに気持ちよく動けるようになります。

姿勢の改善:身体の左右差が改善することで、身体にかかる負担が減ります。骨のアラインメントが整うので、猫背がだんだんと改善し、美しい姿勢が作られていきます。

柔軟性の向上:筋肉と関節が柔らかくなることにより、身体の可動域が広がります。より大きく身体が動かせるようになることで、代謝も上がり、血流・リンパの流れも改善します。

ケガの防止:姿勢が改善し、体幹が強化、安定されるので、転倒などの怪我のリスクも軽減します。

モバイルバージョンを終了