私が加入している健康保険会社からハガキが届いたので開けてみると、その案内は「介護について考えてみませんか」というものでした。
正直言ってとても驚いたのは、介護にかかる平均費用額が1421万円と書かれていたこと、また、介護者の50%以上が同居家族あるいや配偶者や子供というケースが多いという実態でした。
私の高齢の大叔母は、現在介護施設で過ごしておりますが、自分で歩くことが出来ません。
残念なことに、それは病気だからではなく、運動不足がもたらした結果だったのです…。
私が幼い時に、大叔母はまだ若く、元気で良く笑っていました。頭の回転が速く、明るく、いつもニコニコしていた姿を覚えているからこそ、もし大叔母が自分の老後のために少しでも運動を日常的にしていたら今の状況は変わっていたのではないか、と正直切なく思ってしまうのです。
私の両親は、私の顔を見るといつも「あなたには絶対に迷惑をかけないから!」と、こちらが何も言っていないのにも関わらず、まるで口癖のように言います(笑)
人生100年時代ですが、私自身も自分の最期の1日まで、自分の足で立ち、美味しいものを食べ、周りの人と楽しく会話して笑っていたい、と願っています。
自分自身が高齢になり、もしも介護費用が1421万円もかかるのであれば、その時は時計の針を何十年も巻き戻して、定期的な運動をして健康を維持し、同じ1421万円という額を自分にとってワクワクできるようなことに使いたいと思うでしょう。
普段はあまりじっくりと見ることのない案内ハガキでしたが、今回はいろいろなことを考えてしまいました。
いずれにしても「今日が一番若い」と自分を奮い立たせ、自分自身の健康のためにも、周りの人たちの笑顔のためにも、定期的に運動を日常に取り入れていきたいものですね。